Y!mobile(ワイモバイル)は、イーモバイルとウィルコムの両サービスを2014年に統合したサービス名です。
最近盛んにTVでもY!mobileのCMが流れていますが、キャリアなのか格安スマホなのかイマイチ位置づけがよくわからない。
ユーザーターゲットはどのあたりに置いているのかが、ちょっと分かりにくいと思います。
大雑把に言い切ってしまえば、キャリアと格安スマホの中間あたりのサービスになるのではないでしょうか。
料金面でちょうど真ん中あたりの感じでしょうか。
Y!mobileの特長
・キャリアのプランより低料金
・10分間300回の無料通話
・MNP乗り換えで端末が格安や無料に
格安スマホに無料通話のサービスを合わせた形なのが、Y!mobileの基本プランになっています。
スマホプランS 1GB 2,980円
スマホプランM 3GB 3,980円
スマホプランL 7GB 5,980円
以上のデータ通信量に、10分間300回までの通話が無料になっています。
10分または300回を超える通話については30秒20円がかかります。
2年間の継続利用が必要で、契約解除料9,500円がかかります。
データ通信速度は最大110Mbps、超過時は最大128Kbpsです。
通話時間、回数無制限で通話できるオプションのスーパーだれとでも定額は1,000円です。
キャリア・格安スマホとの料金比較
ドコモのカケホーダイ+SPモード+データMパック(5GBプラン)で月額8,000円ですので、10分・300回以内の通話、データ通信量3GB、通信速度が多少落ちるもののY!mobileですと3,980円と半額で毎月使えるわけです。
また、格安スマホ(最安値DMM mobile)の場合は、通話SIM1GB、3GB、7GBプランですと、それぞれ1,260円、1,550円、2,740円になりますので、差額1,720円~3,240円余分に払っても通話を頻繁にするかどうかがY!mobileに申し込むかどうかの決め手になるのではないでしょうか。
ちなみに、楽天でんわアプリ導入で30秒10円計算で通話すると何分できるかを計算してみました。
1GB 1,720円⇒86分以上の通話ならY!mobile
3GB 2,430円⇒121分30秒以上の通話ならY!mobile
7GB 3,240円⇒162分以上の通話ならY!mobile
逆に、それ以下の1か月の通話時間ですと格安スマホ(DMM mobile)の方がお得だとも言えますね。
※すべて税抜表示ですので、実際の数値とは若干異なってきます。
料金面のみの比較ですので、最低利用期間、通信速度、オプションサービスなどの差異があります。
まとめ
Y!mobileは、キャリアの毎月の料金を見直したい方で、しかも、短時間の通話を頻繁にしたいスマホユーザーにおすすめのサービスだと言えるでしょう。
また、キャリアと近い関係からか、MNPでの乗り換えユーザー獲得に熱心な印象です。
端末が無料になったり、格安料金で購入できたり、高額キャッシュバックもあります。
通話サービスについては、300回は毎日電話しても1日10回できますので、特に縛りがきつくないでしょう。
10分間については、長電話しがちな方は注意が必要ですね。
気づいたら10分過ぎてたというようなケースが普通に考えられます。
計測して10分毎にまた電話をかけなおせばいいだけの話ですが、相手により失礼になることも。
簡単な要件だけの電話をよくしたり、仕事で逐次短い報告が必要な方なら十分メリットがあると思います。
縛りを無くすのにも1,000円の追加料金でカケホーダイと同様に使えますので、キャリアより料金面で節約できるのは間違いないです。
格安スマホとの比較では、少量のデータプランですとそれほど大きな料金の開きはありませんが、大容量プランになってくると差額がより広がります。
また、現時点で容量の繰り越しができませんので、Y!mobileを申し込むのなら1GBがベスト。それ以上ネットを使うのなら格安スマホ・SIMも検討してみましょう。
詳細・申し込みはこちら⇒ワイモバイル